邪道って思われても高い技術力&芸術性で本気出してるのってカッコイイ(歌舞伎NEXTアテルイを観て)
2015年 08月 03日
(休憩時間に、助六食べた。こういう地味弁当好き。)
着物を着るようになり、日本画などの展覧会に行くようになったら、
和の文化ももっともっと知りたくなり
出会う人たちも変わってきて
歌舞伎や落語・能の世界にも誘われるようになった。
みんな、ありがとう♪
で、歌舞伎。
先日、「歌舞伎NEXT アテルイ」を観に行った。
出演者は、歌舞伎役者ばかりだけれど、劇団☆新感線の作家の演出。
どんなものなのかしらーと思っていたけれど、もう、すごかった。
ずっとお祭り観てるみたいなの。
両側にある花道を「ダダダダダーッ」っと、勢いよく使い
舞台は目まぐるしく変わり
衣装はパイレーツオブカリビアンみたいだし。
全力疾走の4時間弱ですよ!
こういうのをばかばかしいとか邪道って思う人もいるんだろうけれど
高い芸術性・技術力&表現力を持ったプロ達が集結して
持っている力を本気で出し切ってる姿ってすごい!って思った。
歌舞伎の歴史は古いけれど、
常に新しいことを考えて実行していて
時には、失敗も批判もあるんだろうけど
歌舞伎界を盛り上げよう!って気概が伝わってくるから
今でもこんなに人気があるんだろうなあ~と
歌舞伎初心者だけれど、すっかりファンになったのでした。
いいものはキチンと残しつつ
常に新しいものを取り入れていくってすごいよね!