不思議な出会い。家を担ぎながら家を描いて旅する美術家:村上慧さん@敦賀

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数日前から、
制作活動のために福井県の敦賀に来ている。

犬(ケアンテリア いくら)と二人きり。

気持ちよく晴れた朝、いくらちゃんと海まで散歩。

いつもと違う道から帰ろうかしらと歩いていたら
寺からなにか物体をかぶった人が出てきた。

祭りの準備かな?でも気になるわ・・・。
追い抜かれて見ると、家の形をしていてドアも付いているっ!

普段、見知らぬ人に話しかけるタイプではない。

でも好奇心に駆られて追いかけ
「すみませーん、それなんですか?」
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(だってこんな人いると、気になるよね!)

聞くと東京から歩きながら南を目指す美術家さん。

一日に一枚、家の絵を描いてるんだって。

「えっ私も東京からで絵を描いてるんですよ♪
すぐそこの古民家をリノベーションした物件を借りて制作中。」

他人をすぐに家に招くタイプでは全くない。

でも「よかったら、見ていきませんか?」と誘ってた。
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東京から青森まで行って夏を過ごして
それから日本海側をずっと歩いて
福井ではおもしろい人にどんどん会って
もう二週間も福井にいるんだって。

そして歩く距離に限界があるから
聞いたこともないような田舎の町にたどり着き
場所を借りて
この発泡スチロールで作った家を置かせてもらい
その中で寝るのだそう。
ちゃんと窓もしまるの。

おもしろいこと考える人っているんだなー。

村上さんの活動はブログでも発信中。
http://satoshimurakami.net/about/

『移住を生活する 2014/4/7~』
↓(少し抜粋)
あの震災の時、
やっぱり僕たちはこのままじゃダメだったんだって思ったじゃないですか。//
自分の日常を変える勇気をもたないといけないと強く思いました。
でも人って慣れる生き物だから、
日常に対して自覚的でいつづけるってけっこう難しいと思うんですよ。
だから動きつづけることによって、
この自分の日常に対して新鮮な目でみつづけられるんじゃないかと思いました。


なんかね、毎日見知らぬ土地で
とりあえず重いお家を置いてくつろぎたいから
そこの持ち主と交渉して
そうすると今まで存在すら知らなかった町が同じ空間としてつながって
そこにコミュニケーションが生まれるんだって。

大変だけど素敵だね。


しかし、人よりもトンビが多いような寂しい場所で
こんな出会いがあるとはねえ。

道中、お気をつけてー。
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(手を振りながら去って行く村上さん)
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