黒が似合わなくなった
2014年 07月 10日
黒が似合わなくなった。
元々、アンドゥメステールなど
クール過ぎるぐらいクールで先鋭的な洋服が好きだった。
真っ黒で
いろんなところが破けていたり
どこが前なんだか後ろなんだかわかんなくて
何通りもの着方が出来る服。
夫には
「それどうやって着る服なの?」といつも聞かれてた。
しかしここ数年、全く黒が似合わない。
最初は自分から拒否したのが始まりだった。
震災以降、明るい色が着たくなって。
でもそれはちょうど自分の年齢的なタイミングともぴったり合ったみたい。
今、そういう服を着ると
「活動家」とか「なにか主義主張を強く持っている人」
みたいになっちゃう。
そして肌はくすみ、人を寄せつけない雰囲気に。
明るい色は
疲れがちな肌に「反射板」のような役目をしてくれるし
弱りそうな気持ちにも「反射板」なってくれる。
自分の絵にはたくさんの
「自分が気持ちがいい」「落ち着く」明るくて穏やかな色を使ってたけど
ようやく自分にもそれが使える年齢になったみたいー。