フォトグラファー本間日呂志さんに湿板写真を撮ってもらったよ(幕末の頃の手法だって)

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休日の朝、フォトグラファー本間日呂志さんのアトリエで
ポートレートを撮影してもらった。

撮影方法は、湿板写真というもので。

透明のガラス板を溶液に浸し
湿っているうちに撮影&現像するんだって。

幕末の頃、撮られた写真は湿板写真が一般的だったとか。

撮影するのは、すごく大きい蛇腹がついたカメラ。

撮影には、露光時間が日の光によってかなり必要で
この日も6~9秒ぐらい。

なので「準備して、撮影して、現像して」この繰り返しに
かなり時間がかかる。

そしてようやく出来上がった「ネガ」(ガラス板)を見て
「次はもう少しこちら側を向いた感じで撮ってみましょう」と再度撮影。
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夫と私で訪れたのだけど
まずは二人一緒の写真を三回
夫だけの写真を二回
私だけの写真を二回。

これだけで約三時間かかったのだった。

9秒間、じっとしているって意識するとなんだか体がぶれてきちゃうのね。
でも、とってもおもしろい経験だった。

一度の撮影が真剣勝負。
普段の取材だとデジカメでバシャバシャすごくたくさんとって
その場で確認してって感じが多いから新鮮。

本間さんは、とても穏やかな方で言葉は少ないけれど
こちらの要望や個性も的確に捉えて、その場でサッと形を作って下さる。
緊張しない雰囲気にして下さるのも嬉しい。

そんな本間さんとの関係性の中でこそ、撮れた写真なのだなーと思う。
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「ネガ」で見た限りでは
スーツを着て正面を睨んでいる夫の写真は
「仁義無き戦い」あるいは「ゴッドファーザー」みたい。

ショートボブの私は
「1920年代のモガ」みたい。

夫は、「マタハリ」みたいって言ってた。
「マタハリってなあに?」って聞いたら、女スパイだって。

いずれにしても現代の人とは思えない不思議なポートレートが出来上がりそうで
とっても楽しみだなー。
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