ゲスト出演します♪2/7(日)朝9時〜NHK「日曜美術館」にじむ心 ゆらめく命 版画家・恩地孝四郎の色とかたち

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(昨日、NHKにて。風邪も治って無事収録も終えてホッとしました)

私が毎週観ている大好きな番組にゲスト出演します♪

2/7(日)朝9時〜NHK「日曜美術館」

にじむ心 ゆらめく命 版画家・恩地孝四郎の色とかたち

大正時代から活躍する
抽象版画の第一人者、恩地孝四郎の特集です。

番組では、作品や人物像,手法などを紹介。
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私はこれまでに三回ロケ撮影を行いました。

一回目は、東京国立近代美術館へ。
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現在、東京国立近代美術館では
恩地孝四郎展が開催されています。

国内での展覧会は20年ぶりだとか。
戦後、マルチブロックという手法で海外で人気となり
彼の作品は多く海外に渡ってしまっています。
そんな作品も含めて過去最大規模の400点もの作品が観られます。

開催直前の会場で、
彼が学生時代に友人たちと刊行した木版画集「月映」に掲載された木版画から
油彩・しだいに抽象だけで表現されるようになった木版画
ブックデザインを手がけた本の数々、
そして戦後のマルチブロック手法(版を彫らず、布や紐を用いた実材版画)を見せていただきました。

二回目は、栃木のコレクターの元へ。
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彼は、ブックデザイナーとして
亡くなるまでに1000冊もの本を作っていたんです。

彼が手がけた本をたくさん見せていただきました。
なかでも「海の詩集」を実際に触り、めくったのは貴重な体験でした。
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紙の手触りも含めてひとつの作品。
文字も自分で作り上げていたそうです。
6枚の版画が収められている本は、詩としても美しく観ても美しく、空間も美しく、
ページをめくるごとに世界にひきこまれていきます。

三回目は、東京藝術大学へ。
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版画家で准教授の三井田盛一郎さんが
恩地孝四郎が戦後に没頭したマルチブロック手法を再現してくださいました。
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その辺で拾ってきた枯葉や紐などに直接絵の具を塗り
紙を乗せバレンでこする。

どこか懐かしい感じの手法ですが
紙をめくっていく時、「いったいどんな感じになるんだろう?」とワクワクします。
心の中の見えないものを形にしていくための手法だったのだろうけれど
偶然性も含めて楽しんでいたのではないかなあと想像できました。
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そして昨日は、NHKのスタジオで収録。

井浦新さん・伊東敏恵アナウンサー司会の元
恩地孝四郎の自伝を書かれているドイツ文学者の池内紀さんと一緒にゲスト出演です。

自分がいつもTVで観ているスタジオにいるのが不思議でしたが
井浦さん伊東さんの穏やかな語り口と雰囲気の中、
池内さんは専門家なのに
私の想像をほめてくださったりととても気さくな方で
ほぼ緊張せず、楽しくお話できました。

私はもっぱら作品から受ける印象や取材の感想を述べています。
だから視聴してくださる方たちと同じ目線。

今見ても全く古びていない
やさしくてポップでアヴァンギャルドな作品、たくさん紹介しています。

ぜひ、番組を見てくださいね。




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